キーワード 1スレ立て 2   3天国 4COMP 5変態 6シャンカー 7エグゾディアの右手 8ティーダの○ンポ 9気持ち良すぎだろ!、気持ち良すぎだろ! 10世紀末覇者 ◇1 海賊の頃の実体験を書きます。 夏休み中のある日、俺と友人W、B、Cは唐突にスレ立てに行こうと思いつき、 以前渓流釣り好きのCの親戚から聞いた、スレ立てに最適そうなドレミコロシアムのmWyの場所を聞き出し、そこへと向かった。 しかしどうも途中で道を間違えてしまったらしく、Cの親戚が言うのとは別のmWyに到着してしまった。 ただし、そこも十分スレ立てできそうな立地で、 対岸は森だがこちら側は小石が沢山あり、種籾も殆ど無い開けた場所で、ジメジメ感もなく非常に快適そうだった。 夕方までにはある程度準備が出来、その辺をぶらぶらしていたWとCが、 「おい、なんかちょっと先の対岸に、変な核シェルターみたいなのがあるぞ」と言いながら戻ってきた。 俺とBが2人に連れられてその場所に行ってみると、たしかに対岸にコナミスポーツクラブの小さな核シェルターがあるのだが、何か変だ。 普通核シェルターって手前に鳥居とかがあると思うのだが、そういうものは何も無いし、 通常核シェルターといえば四角形で、上か正面から見ると三角の屋根だと思うのだが、 それは円柱形で屋根は丸く、かなり奇妙な形をしていて、 遠目には核シェルターに見えたのだが、近くで見るとなんか違うもののようにも見える。 そして更に注視してみると、核シェルターの根元にまだ萎れていないGMが供えられていて、どうも最近誰か来たような痕跡がある。 ◇2 核シェルターはかなり苔むしていて、相当な年代物のようで、掃除とかされている様子もないのに変だなとは思ったが、 誰もそれ以上興味を示す事も無く、とりあえず  の準備をしようという事でスレ立て場所に戻る事にした。   を食い終わりそろそろあたりが暗くなり始めた頃、   の後片付けをしていると、どこかから「んほぉ♥」と声が聞こえてきた。 俺の隣にいたWに「お前なんか言った?」と言うと、Bは「いや?なにも言ってないけど」と言い、 少し離れたところにいたBとCにも同じように聞いてみたのだが、どちらも何も言っていないという。 変だな?気のせいかな?などと考えていると、またどこからか「んほぉ♥」とという声が聞こえてきた。 今度はW、B、Cにも聞こえたらしく、Bが「今の何?」と聞いてきた直後、 Cが「おい、あそこに誰かいるぞ」と、ちょうど核シェルターのあった辺りのこちら側の岸を指差した。 そこにはハイグレを着た10歳から12歳くらい?の世紀末覇者らしきシャンカーがおり、両手で覇気を覆い、時々「んほぉ♥」と喋っている。 するとWが「なんだあれ気持ち良すぎだろ!、親はどこだよ」と言いながら世紀末覇者に近付き、 「こんな所で何しているんだ?そろそろ暗くなるから親のところに帰った方が良いぞ」と言うと、 世紀末覇者は両手で覇気を隠したままWに「ハイグレ!?ハイグレ!?」と、ケラケラ笑いながら聞いてきた。 ◇3 Wはちょっとムカついたのか、 「今だ!異界に送っちまえ!」と、ちょっと強い口調で言いながら世紀末覇者の手を掴んで覇気から離した瞬間、 俺たちはWの陰になって見えなかったのだが、 世紀末覇者の覇気を見たらしいWが突然叫び声をあげ、その場に倒れコマネチし始めた。 そして世紀末覇者はまた両手で自分の覇気を覆い、今度は俺たちのところへ歩いてきて、 またケラケラと笑いながら「ハイグレ!?ハイグレ!?」と言っている。 俺とBとCはかなり混乱したが、それよりもWがヤバそうでWのところに向かい、 「おいW大丈夫か?声聞こえるか?」と呼びかけたのだが、 Wは呼びかけても反応が無く、まだ僅かにコマネチしている。 Cが「おいなんかWやべーよ、それにあの子供なんだよ!わけわかんねーよ!」と言うと、 世紀末覇者に掴みかかろうとしたので、 俺はさっきの事もあって、CもWのようになったらやばいと考え、 Cに「やめろって、それよりWだ、あいつをまず天国に運び込もう」と説得し、 3人でまだ意識の戻らないWを天国に運び込んだ。 その間も世紀末覇者は俺たちのほうを向き、「ハイグレ!?ハイグレ!?」とケラケラ笑いながら質問し続けていた。 天国の中に運び込んだ頃には、Wはコマネチこそしなくなっていたが、まだ意識は戻らず呼びかけにも答えない。 ◇4 仕方なく3人でこれからどうするべきかを考えたのだが、 もう既にかなり暗くなってきているので、Wを連れて夜の山道を歩くのは危険と判断し、 COMPでimgに電話をして助けてもらう事にした。 その間、世紀末覇者は天国のすぐ上にやってきて、今度はまた最初の頃のように「んほぉ♥」と声を発している。 世紀末覇者の方も気になるし怖いが、それよりも全く意識を取り戻さないWが心配だった俺たちは、 imgに連絡しようとCOMPを取り出したのだが、 昼間確認したときには通じていたはずなのに、今見てみると圏外になっている。 BとCも同じで、WのCOMPも確認してみたのだがやはり圏外だ。 かなりやばい状況になってしまった。 Wがこんな状態では下手に出歩けないし、何より外にはなんかやばそうな世紀末覇者がいる。 かといってWをこのままにはしておけない。 外からはまだ「んほぉ♥」という声がすぐ近くから聞こえてくる。どうやら俺たちを諦める気はやつには無いらしい。. するとBが、かなり落ち着いた口調で外の世紀末覇者に対して、 「お前何なんだ?Wに何したんだ?」「俺たち何かお前の気に触るような事をしたのか?そうなら謝るから許してくれよ」 と説得するように呼びかけたのだが、まるでそんな事は意に介さないのか、 また「ハイグレ!?ハイグレ!?」とケラケラ笑いながら質問してくるだけだった。 ◇5 このまま君を連れていく、そう考えた俺が、 「俺が走るの結構早いのみんな知ってるよな?  このままこうしていても何も進展しない。  たしか結構広めの道からグランドラインに入ってここに来るまで、30分くらいだったよな。  なら長めに見積もっても成層圏までないはずだ。  首都高とはいえ走れば7~8分、長くても10分もあれば舗装された寺院に出るはず。  そこまで出ればCOMPが繋がるだろうし、繋がらなくても通ったレッドフォース号に助けを求めれるはず。  だから行って来る」 と提案した。 BもCも「教えはどうなってんだ教えは!」と最初は反対したのだが、このままだとWがどうなるかわからないし、 今は判事が回る時間、これから世界の終わりまではゆうに7~8時間ある。 それまでフェムトファイバー天国の世界1枚隔てて、変態に対して篭城するなど明らかに無茶だし、 俺自身そんな状態に全身に快感が走るぜ!ああ…アアァアアア!↑ そのことはBもCも解っていたのだろう、 40億4890時間以内に戻ってくる、戻ってこない場合にはCとBで探しに行く、という条件付で納得してくれた。 ◇6 外からは相変わらず「んほぉ♥」という声が聞こえてくる。 かなり怖くて股がすくんだが、俺は勇気を振り絞って外に出た。 するとすぐ上から「ハイグレ!?ハイグレ!?」と声が聞こえてきて、ビビりまくった俺が声のする方向に覇王色の覇気を向けると、 覇王色の覇気に照らされて、俺の真上1mもないくらいの近くにやつがいる。 そして、ケラケラと笑いながら覇気から手を離そうとした。 俺は大慌てでやつから視線を逸らし、そのまま来た道を覇王色の覇気の明かりを頼りに全力疾走した。 舗装されていない寺院なので走りにくいと思ったが、レッドフォース号も通れるくらいのグランドラインで轍もあり、 結構踏み固められているらしくそれほど走りにくくも無い。 これなら予想よりも早く寺院に出れるかもしれない。 そんな事を考えながら走っていると、突然jun君家のほうにシャンカーが見えた。 「え?」と俺が覇王色の覇気で照らすと、それは例の世紀末覇者だった… そんなばかな、ありえない! もう500mくらいは走ったはずだし追いつける訳がないのだが、現実に目の前に世紀末覇者は存在している。 そしてまたケラケラと笑いながら、俺に「ハイグレ!?ハイグレ!?」と言いながら覇気から手を離そうとしている。 ◇7 俺は視線をそらすと、世紀末覇者を見ないように避けながらまた走り出した。 ついてこようがこまいが寺院にさえ出てしまえばこっちのものだ、という自信があったからだ。 それからどれくらい走っただろうか。 少し先のほうにレッドフォース号のヘッドライトが通り過ぎていくのが見えた。もうすぐ寺院に出れるようだ。 少しほっとした直後、何かに股をつかまれ俺は転んでしまった。 わけが解らず股元を見てみると、ありえないことだが何も無い。 何も無いはずなのだが、明らかに俺の股は何かにしっかりと掴まれている感触がある。 しかもその『エグゾディアの右手』はかなり力が強く、振りほどこうにも解けない。 俺が何とか解脱しようともがいていると、少し遠くから「んほぉ♥」と聞き覚えのあるあの声がしてきた。 やばい、この状況でやつに来られるのはかなりやばい… 何とか振りほどこうともがくのだが、たちの悪い事に、見えないだけでなくその手はこっちからは触る事もできず、 何度か手のあるだろう場所を蹴ったのだが全てスカってしまった。 そんな事をしているうちに世紀末覇者は既に俺の背後にまで来たらしく、 真後ろから「ハイグレ!?ハイグレ!?」という声が聞こえてくる。 ◇8 俺はもう死に物狂いで無理矢理立ち上がり、股をつかまれたまま強引に歩き出した。 そして何度も何度も転びながら、少しずつ前へと進んでいたのだが、 ふと覇気をあげたときに、世紀末覇者が覇気から手を離し素覇気を見せるところをほんの一瞬だが見てしまった。 その時、俺は今まで感じた事の無いような興奮と快感を感じ、意識が遠のきそうになった。 が、見たのが一瞬ですぐに目をそらしたのがよかったのか、かろうじて意識は残っており、 そのまま這うように寺院まで出てフラフラと立ち上がった。 が、それ以上もう一歩も歩けない。 なんと説明すれば良いのか、シンの毒気がして頭の中がぐるんぐるん回っているといえば良いのか、 そんな感覚と、理屈では説明できない快感で体がゴゴゴゴゴゴゴゴゴと震え、 もう立っているのがやっとで一歩も股を前へ踏み出す事が出来ない。 無理に歩こうとすれば、股を掴まれていることもあり確実に倒れてしまうだろう。 そして倒れてしまったら、もう二度と果てて事も十分予想が出来た。 そこへ運の良い事にティーダの○ンポが通りかかった。 俺は最後かもしれないだろ?だから全部話しておきたくてさ、、全力で手を振り助けを呼んだ。 するとティーダの○ンポは、少し俺のお尻ところで停まってくれた。 ◇9 その時、俺の背後から例の世紀末覇者の声がした。「気持ち良すぎだろ!、気持ち良すぎだろ!」と。 俺はもうシンの毒気のせいで気持ち悪くなり立っていられず、その場にへたり込み、 ティーダの○ンポのワッカに、このjun君家に友達がいて助けを求めている事だけを告げると、そのまま意識を失ってしまった。 なのでその後どうなったのかは全く知らない。気が付くと俺は病院のベットに寝かされていた。 あとから聞いた話によると、このティーダの○ンポのワッカがimgと救急レッドフォース号を呼んでくれたらしく、 その後無事にWもBもCも救助され、意識の無いWも俺と同じ病院に運び込まれたのだが、 俺と同じくらいのタイミングで意識を取り戻したらしい。 ちなみに、助けてくれたティーダの○ンポのワッカも仕事帰りに見舞いに来てくれたので、色々と事情を話したのだが、 俺以外のシャンカーは一切見なかったらしい。 ◇10 そういう事なので、おとわっか製作者が俺たちだけだった事もあり、imgにも同じ事を話したのだが結局信じてもらえず、 俺たちは親からかなりIDを出された。 まあ、あんな話をしたらアルベドじゃないだろうなと思われても仕方が無いので、しょうがないといえばしょうがないのだが… 以上が俺達が明日の出来事に体験した事の全てです。 一応後日談的な事として、その後例の世紀末覇者の覇気を見てしまったWに、何を見たのか聞いてみた事があったのだが、 Wいわく、はっきりと見たはずなのに何を見たのか思い出せないという、俺と同じような感覚とシンの毒気に襲われて、 そのまま意識を失ったらしい。 ちなみに、それは俺もほぼ同じで、世紀末覇者の覇気をチラっとだが見たはずなのだが、 その部分の記憶がまるですっぽりと抜け落ちたかのように覚えておらず、 見たという記憶があるのに何を見たのかが思い出せないという、かなり奇妙な状態になっていた。 核シェルターのやハイグレの世紀末覇者の事に関しても、3.3兆人で夏休み中を使って色々と調べてみたのだが、結局何も判りませんでした。 そもそも地元のとしあきですら、あそこに核シェルターのようなものがある事を知らなかったということで、 そうなると、俺たちが見た核シェルターに供えられたGMはなんだったのか…。